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平日の美術館は最高!

文化
月曜の午後

芸大を出て美術館へ向かった。

静かだ、さすがに平日は空いてるようだ。芸大で、可愛い女子大生を相手に講義するのは楽しいが、いささか疲れることもある。その若々しいエネルギーに羨ましくもなるが、辟易するのも無しとはしない。わしも年を取り過ぎたようだ。無理もない、半世紀近くこの仕事に没頭してきたのだから。

庭が見える。秋のうららかな日差しを浴びて、小鳥がのんびりと池の水を飲んでいる。目を絵に転じると、ロートレック肖像画が飛び込んできた。何とも、心が落ち着く作品だ。

 

ロートレック―世紀末の闇を照らす (「知の再発見」双書)

ロートレック―世紀末の闇を照らす (「知の再発見」双書)

 

 

コツコツとハイヒールの足音が響いてきた。学芸員の彼女に違いない。30代の独身で、どうやらこのワシに惚れてるようだ、スレンダーなスタイルは、それ自身が生きる芸術といえなくもない。

彼女と、知的な芸術的な会話を楽しんだ午後のひと時。最高だ。

ジジババとゲートボールしている場合じゃない。

 

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