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かね

かねが欲しい。

その為には、ミクロ経済学を勉強しないと駄目だと、隣のババアがほざいていた。年金が少ないし、もう年で体はボロボロ、身寄りもいない。

老人ホームに入りたいが、満杯だし、何よりも先立つものがないんだ。だから、ミクロ経済学を習得すれば何とかなると、あのババアは言っていた。

どうも怪しい感じだが、他に妙案も思い浮かばん。仕方ないので、神田の古本屋でどっさりと書籍を購入した。それでも、2000円で済んだがな。

まずは、アダムスミスの「国富論」だ。正式には「諸国民の富の性質と原因の研究」ていう長いものだが、ちんぷんかんぷんだ!

1776年の本だからな、江戸時代の本じゃないかwこんな古臭いの読めるか!

・・・次は何だ?価格理論か、需要と供給ねえ・・・わしは中卒だからなあ、ピンと来ないなあ。

次はゲーム理論ね。おお、これは面白そうだぞw

・・・う~ん、ダメだこりゃ!数学の知識が必須なんて、わしの一番苦手な科目じゃぞ。合理性とか相互依存とか訳分からんわい。

最後は契約理論かい・・・取引に関する契約のことらしい。つまりだ、モラルの問題を孕んでおるんだな。だが、結局の所、これも何が言いたいのか分からん。

ちくしょう!無駄金を費やしちまった。あのババアめ、ふざけやがって!

 

国富論 ―まんがで読破─

国富論 ―まんがで読破─

 

 

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