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政治

政とは何ぞや?広辞苑には「国を治めること」とある。つまり、「まつりごと」じゃな。

ワシはな、佐賀の大学で政治学史を教えておる。かつては、帝都の東京で教授をしておったんだが、年を取ると無性に故郷が懐かしくなってなあ・・・

さて、政治学史は中々面白い学問なんじゃが、受講する学生が少ない。ふむ、やはり地方のレベルはこんなものかいな・・・

ま、無理もない。プラトンからアリストテレスアウグスティヌスコモンローの概念、ベンサムヘーゲルマルクスシカゴ学派まで、大量の読書をせんことにはおっつかないからのう・・・

「先生!」
「お、佐藤君じゃないか。君は優秀な学生だ、将来は約束されたも同然じゃ」
「いやあ~そんなあ~」

「どうした?もうワシは帰るぞ」

「先生の研究室って素敵ですね~」

「何を藪から棒に・・・バイトはどうした?」

「今日は休みです、だって、こんなチャンス滅多にないから・・・」

「うん?どういう意味だ」

「オレ、先生のこと、前からそのう・・・」

ワシは仰天してしまった。こんな60過ぎの老いぼれに、彼みたいな美青年が恋するなんて、ありえんぞ・・・

しかし、女房に先立たれ、淋しかったのも、また事実じゃった。今まで、意識してはおらなんだが、こうして見ると、ワシの中で電気反応が生成されてしまったようだ・・・

これじゃ、ではなくになってしまうわいw

 

政治学

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