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鉄道のリース方式に迷う

経済

僕は、迷っていた。九州のとある第三セクターの鉄道会社で、車両購入の担当をしているので、リース契約の方式をどう選択するかが問題だった。

何しろ、過疎地域の赤字路線、少しでも安くできなければ、クビだと社長に厳命されていた。

しかし、通常のリース方式の他にも色んな種類があるのだ。レバレッジ方式とか車両信託とかリースバックとかね。

だが、リース会社の奴は、口は達者だが信用の置けない感じなので、どれにすべきか頼れる人間がいなかった。

僕は、焦燥感に襲われてしまった。食事も喉を通らない。妻との会話も途絶え、休日も寝てばかりという始末・・・

とうとう、ある土曜日の午後、気分転換に森へ一人で散策に出た。晴れ渡り、小鳥が鳴いている。爽快な風景だ。

すると、小鳥の鳴き声が何か言葉を発しているように変化した。一羽の小鳥が、僕の肩にちょこんと乗って、言った。

「リースなんて簡単だよ。ほら、そこの新聞を見てごらんよ」

地面に新聞紙が落ちていた。

 


「ほら、凄い話だろ?アメリカは貨車が多いからね。トランプノミクスで景気もいいから、物流も活発になるぞw」

僕は、感動してしまった。こんな小鳥にも知性があり、そして、こんな経済のビッグニュースを知らせてくれるなんて!

「ありがとう、元気が出たよ!これに比べたら、僕の案件なんて物の数じゃないね!」

「そうだよ、気楽に決めちゃえばいいんだよ!じゃーね!」

小鳥は飛んで行った。

僕の心も、空へ飛んでいくような気がするのだった。

 

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