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芸術新潮はなぜ、東京優先なのか?

文化

今年も色んな事があったな・・・僕は、京都の邸宅で庭を見ながら、ぼんやりと考えていた。俗世間はともかく、陶芸家としては、やはり美術関連の出来事が浮かぶ。

何といっても、夏の「ダリ展」だ。大ファンなのだ。京都市博物館に何度、足を運んだことか・・・

図録も買ったが、やはり芸術新潮の鋭い記事が読みたかった。しかし、その特集号が出たのは2か月遅れの10月号だった。もちろん、とっくに京都では終わってしまって、東京でやっていた。

もう、その頃には熱も覚めて、しらけムードだった。酷いことをするものである。

大抵、この種の展覧会は列島を巡回するもので、最初は東京が多い。だから、今までも東京展に合わせて特集が組まれていた。

しかし今回は、最初にやった京都展をわざわざ飛ばして、東京に合わせてきたのだ。地方軽視も甚だしいのではないか。

確かに、単純に東京の方が人口も多いし、まあ、身も蓋もないことだが、そういう展覧会を見るような教養と余裕のある層が、より多いのであろう。

この出版不況の世の中だ、ある意味、こうした雑誌も東京ウォーカー化して、地方を切り捨てるのも止む無しなのかも知れない。

寂しい世になったものだ。しかし、文化庁がこちらに移転する予定になっている。もう少し、地方都市にも目配せされたら、如何かな?

 

芸術新潮 2016年 10 月号 [雑誌]

芸術新潮 2016年 10 月号 [雑誌]

 

 

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