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タカタもタイヘンだ

経済

一郎は富山の高校生だ。来春には、上京してタカタに就職する予定である。何かと騒がしい渦中のメーカーだが、であるからこそ、内定が取れたとも云えた。

はっきり言って、彼は出来の悪い高校三年生なのだから・・・

 


「一郎。まあ、ここに座りなさい」

「何だよ親父、友達と除夜の鐘を聞きに行くんだけど・・・」

「まだ、早いだろ。外は雪が降ってるし寒いぞ」

「・・・うん、まだ早いか。暖っかくしてくから大丈夫だよ。あ~あ、ホント日本海側にはもう住みたくないよ」

「ははwもう帰ってこないつもりか?今、ニュースでやってたが、タカタが1000億だかで和解したそうだが、ヤバいんじゃないのか?倒産して、泣きっ面で帰ってくるんじゃないのw」

一郎の父は、意地悪そうな笑みを浮かべ、息子を見つめた。

「そんなことあるわけないじゃんwでっかい会社だし、仮にそうなったとしても、こことは違って仕事は一杯あるから」

「おい!一郎!エアバッグというのはな、家族に例えれば俺なんだぞ!母さんやお前に、もしもの事があったら、それを受け止めて‘大ケガ‘しないように努めるのが大黒柱の責任なんだ!」

父は、目に涙を溜めながら、吠えた。

一郎は、内心ウザかったが、こういう機会も少なくなるだろうから、素直に頷いておくことにした。

そして思った。タカタも大変だけど、だからこそ仕事する価値もあると・・・

 

HEIKOエアバッグB18-22 10枚エアーキャップ製封筒タイプ
 

 

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