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内閣衛星情報センターがすごい件

私は女。内閣官房内閣情報調査室の内閣衛星情報センターに勤めてるの。スゴイでしょw

京大では、画像処理でトップクラスの成績を上げたものよ。だから、一発でここに配属されたの。

さてと、お仕事に行かなきゃ!場所は新宿の防衛省のお隣だけど、何しろ機密性の高い部署だから詳細な場所はヒ・ミ・ツ♪

分析の部屋は広大なスペースで、巨大なマルチモニターが前面にあるわ。そこに、50人くらいの分析官が働いてるの。

私は、まだ30代だけど主任なのよ。センターの所長は、禿げた鈍いおっさんでね、大嫌い!

その上の、つまり情報調査室トップの内閣情報官の人は、とても素敵なダンディなイケメン♪40代後半だけど、体型もスリムだし、ああ~奥様がいるなんて!

今日は、昨日の夜に撮影した衛星写真の分析。私のチーム10人で議論しながら進めるの。

「じゃ、始めよっか。Aくん、モニターに出して」

「はい!これは歌舞伎町で撮影した上空のレーダー衛星の画像です」

「よく撮れてるじゃんwAくん、才能あるよ」

「え~そうですかあ~」

こうやって部下をおだてるのも、上司の勤めなのよw

「で、ターゲットはどこなの?」

「あ、ここです。居酒屋にいます」

ターゲットは、野党の幹事長。‘別動隊‘のあるマスコミ系シンクタンクからのタレコミで、愛人がいたことが分かったの。

「う~ん、人が一杯で分かんないよ~」

「そうですね、新年会でごった返してましたからね」

「Bさん、あの解析ツールで抽出してくれる?」

「お安い御用です」

Bさんは50代のチビだけど、ソフトウェア技術の腕はピカ一なんだ。

「主任、これでどうです?」

「ああ、よく見えますね。ありがとBさん」

Aくんが、興奮した面持ちで話しかけてきた。

「この赤いのが愛人で、青いのがターゲットですね!」

「うん、Aくんさ、この位置だと個室でしょ?」

「はい」

「これ、明らかにエッチなことしてるよ」

「やばいっすね~」

「みんなは、どう思う?忌憚のない意見を聞かして!」

皆、これが決定的な証拠だということで一致した。

「うん、よし!じゃあ、Aくん、明日までに報告書ね」

「え~、明日っすか!」

「そうだよw明後日には、総理に報告しなくちゃいけないんだから」

 

午後、所長に呼ばれた。

「こないだの糸魚川の報告、まだなのか?」

「ああ、忘れてました。ちょっと今、大事な案件を抱えてて・・・」

「言い訳は聞かんぞ!いいか、例えカムフラージュ用でもな、こういう災害の調査も必要なんだ。うちは、スパイだけやってるわけじゃないんだからな!」

実は、幹事長の案件は、あのイケメン情報官から直に命令されたものなのwつまり、このハゲオヤジは蚊帳の外ってわけw

・・・適当にあしらっておいたわ。どうせ来年には左遷でしょw

もう夕方ね。今日はカクテルバーで、‘サイドカー‘でも飲もうっと!

 

首相官邸の決断―内閣官房副長官石原信雄の2600日 (中公文庫)

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