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冬の東京が最高な件

ああ、太陽の光が暖かいではないか。

 まずは、この写真をご覧いただきたい。

 

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関東以外は、ほとんど曇りか雨か雪である。必然的に、気温も軒並み10度以下であろう。

晴れてる関東でも、群馬や栃木などは北風ビュービューで寒いだろう。東京ならそこまでじゃないし、屋内にいれば暖房いらずである。何と省エネなんだろうか。

新潟の皆さんには申し訳ないが、越後山脈が雪雲を遮ってくれるお蔭である。全く、神様の配分てのは、不公平ではあるかもしれない。

何ゆえ、山がちの日本列島で、最大の平野を抱える関東が、こんな優遇を受けるのか?人口が増えるのも当然だろう。

作家の私にとって、この光が有難い。室内の執筆作業がほとんどなわけだから、外の寒風は問題にならないのだ。

思えば、私も北国の出身なのだが、夏に里帰りするだけで、冬は絶対に行かない。大の寒がりなのだ。

それに、ここには何でも揃ってる。車いらずで、どこにもヒョイヒョイ行ける。映画に演劇に美術に音楽・・・何でもござれだ。

田舎なんてものは、たまに帰るだけで十分すぎるくらいだ。自然に帰るのもいいが、毎日では流石に飽きるだろう。

死ぬまで東京にいるぞ!

同じ都市でも、大阪や名古屋なんかがあるわけだが、まだまだ不足だな。好むと好まざるとに関わらず、もはや東京にしか未来はないのだ。

ああ、そう京都があったな。あそこは悪くない・・・一時期、移住も考えたが、やはり冬季の寒さで断念したのだった。

地方創生なんて、絵に描いた餅だな。大体、お偉いさんが率先してやらなきゃいけない。まず「隗より始めよ」だ。が、そんな事はありえないだろう。

子供の教育環境ひとつ取っても、有力大学は東京にひしめき合ってる。「関関同立」があるじゃないかって?あんなの、軽量級だ。

上場会社の役員、その出身大学を見てみなさい。ほとんどが東京の大学じゃないかね・・・人脈というネットワークも凄いからな。

「先生、新談社の編集者さんがお見えになられました」

家政婦がそう言ってきた。

「そうか、応接間にお通ししなさい」

原稿の催促に、あの妙齢の美人が来たのかな・・・

「あ、中江健二郎先生!ご無沙汰してます!」

「おう、君か。はい原稿」

「有難うございます!」

「ところで、君は神戸の出だっけか?」

「はい、大学で上京しました」

「もう帰らないのかい?」

「両親は、戻ってこいって五月蝿いんですけど、やっぱり東京が大好きなんで・・・」

「だろうなあ・・・おっと、もうこんな時間だ。これから赤坂で飲みに行こうじゃないか!」

 「え?いいんですかあ~♪」

こうして、私は至福の夜を過ごすことになった。田舎では、せいぜい年増のオバちゃんが相手してくれるだけだろう。

人口が、若いのが、地方でどんどん減ってきてるのだから。

つまり、これからの日本は否応なく「冬の時代」に入るわけだ。そんな時代でも、東京だけは、気象的な状況と同じく、ぬくぬくと「太陽の光」に照らされ、栄えていくことだろう。

 

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